札幌市は2024年9月に、市民らが職員に理不尽な要求や威圧的な言動をする迷惑行為「カスタマーハラスメント(カスハラ)」から職員を守るため、対策基本方針を策定した。
職員向けマニュアルも作成し、ハラスメント行為があった場合は、職員の対応を中止することなどを盛り込んだ。
基本方針では、カスハラは職員の尊厳を傷つけて職場環境を悪化させ「業務への支障や他の利用者へのサービスの低下を招く最大な問題」とした。
などをカスハラと定義。
悪質な場合は警察へ通報する。会話内容を正確に記録するため、原則として相手に告知した上で録音する。
長時間の対応で業務に支障が生じないよう、こうちゃく状態になってから30分後を目安に対応を中止すること等を盛り込んだ。
実際にカスハラ対策を強化している企業やお店の実例を元に、企業独自の対策ができるよう全員で考える研修にいたします。
カスハラと正当なクレームについての区別もしっかり認識しましょう。