お客様を大切にするということ
カテゴリ: 大学授業 2009/7/2 木曜日 0:53:45
今日、大学の授業でした。
最近は、新聞を読んで感想を書いてもらったり、コラムを音読してもらって、レポートを提出してもらいます。
今まで環境問題や、経済問題など、本当にわからなかったと言う学生たちが「新聞読みたくなりました」
と、言ってくれるまでになりました。
嬉しいです。授業がある前日は、何をどれだけ話そうかということをまとめて行きます。
うまく伝えられたときは、学生の目がキラキラ輝くので、私も嬉しくなるものです。
さて、今日のコラムは「去り行く日に」です。
――――――――――――――――――――
○去り行く日に○
Aさんは会社の近くに駐車場を借りている。
毎朝、駐車場に到着するたびに、管理人が明るく「おはようございます」と声をかけてくる。
出勤途中に雨が降った日には、駐車場に車を入れているところへ管理人がやってきて「傘、ないでしょう。これを持って行きなさい」と、貸してくれる。
時間貸し用のスペースが一杯になると「申し訳ありませんが満車です」とドライバーひとりひとりに頭を下げ、車が見えなくなるまで見送っていた。
その管理人が、都合で辞めることになった最後の日、管理人室の周りには、たくさんの人で溢れていた。
管理人にお礼を言ったり、握手をしたり、写真を一緒に撮ったりしている場面を目の当たりにした。
「仕事をする醍醐味は、お客様を大切にする管理人さんのような姿勢から生まれるのだな」と、教わった。






