
23歳から講師として携わらせていただいた北星学園大学の授業ですが、来年度からはほかの大学に専念させていただくことになり、今年度で最後の授業でした。
もう来年度から行けなくなるのだと思うと、とっても寂しい気持ちになりました。ですが、学生たちには今年で最後なんだという話はしませんでした。
笑顔で「おつかれー!またねー!」と、別れてきました。
ただ、オープンユニバーシティの講座でいくつか担当させていただけそうなので、完全にもう会えないということはないと思っています。(まだ100%確定ではないので講座名などはお知らせできませんが)
5年という時間を北星で過ごせたこと、その中で多くのかけがえのない学生に出会うことができました。
私に勇気を出して話しかけてくれた学生たち。連絡先をやりとりし、手紙をくれたり、連絡をくれたり、そんな縁のあった学生も少なくありません。
早速今日も温かい手紙をもらいました。Hさん、ありがとう!!!
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青山先生へ
先生への感謝の気持ちをゆっくり表したいと思い筆をとらせていただきました。
最初の授業を受ける前まで私のやる気は0%でした。ミスさっぽろが簡単に話し方とか言うんだろうな、面倒だなと思っていました。
ですが「はーい!出席とるよー」という声を教室中に響かせながら入ってきた青山先生を見てただただ面食らってしまいました。
すっかり先生のファンになっていました。第一印象のこと、座る位置のこと、話の弾ませ方などあらゆる場面で使える大切なことをすべて教えてもらったように思います。
知らない相手と話をするのがこんなに楽しいと思いませんでした。こんなに自分のことを話せる自分がいるとは知りませんでした。
青山先生のお陰で自分を見つめることができ、クラスのみんなが好きになりました。先生を見ていて話を聞いていると「よし、私もやるぞ!」という気持ちになります。
私のように、青山先生に出会って人生がもっと楽しくなるはずの人がたくさん待っています。
何十年たっても「青山夕香先生の授業は私の財産だ!」と言える自信があります。貴重な授業を本当に本当にありがとうございました。
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○青山感想○
Hさん、本当にありがとう。北星で最後の教え子だった。嬉しかったよ手紙。ありがとう!大事に取っておくからね。
実はね、私も暑苦しいまでの思いをつづった手紙を、ある恩師に渡したことがある。
高校1年まで国語が大嫌いで期末試験13点をとったらね、2年になったら担任が国語の先生だったの(笑)
で、すぐに学級代表に指名され、成績のせい?なんて不愉快だった。そのときまで国語の魅力なんてちっともわかろうとしてなかった。
その先生ね、教室中走り回って汗だくになりながらみんなに国語を教えていたの。私の前に立っていつも教科書読むの。大きな声でつば飛ばしながら。
「青山、いいか、わかったか!な!おもしろいだろ!な!」って。
あー、なんて熱心な先生なんだろう。国語ってこんなに楽しいんだ!!って、はじめて気づいた。
その先生に褒めてもらいたくて一所懸命に勉強したんだよ。そうしたら、学年ではじめて50位以内に入って職員室の前に張り出された。
それを見た先生に「よく頑張ったな。お前はやればできヤツだ」って言われてね。本当に泣いてしまいそうだった。たかが国語のテストなのに。
今でもあの言葉を胸に頑張れている気がするよ。それで、大学は文学部に進学したんだ(笑)
3年のときは10段階で成績は10だった。1年のときは3だったのに。古典に漢文にやたらと勉強していたのを思い出すよ。
国語が好きになり、勉強して、そしてコミュニケーション術のトリコになったんだ。表現方法っていうのかな。これもすべて高校のときに出会った国語の先生のパフォーマンススキルのお陰だよ。
先生にしてみたら私はクラスの中のひとりに過ぎなかったかもしれないけど、私にとっては大きなかけがえのない出会いだった。
それを、もし、Hさんが私に感じてくれたのなら、精一杯の情熱で授業をしてきて、伝わった学生がいたんだって、誇りに思う。
ありがとう!!手紙4枚も書いてくれて。北星で授業ができたこと、最高の幸せだったよ。本当にありがとうね!!
また、会えるの楽しみにしているからね!!