青山夕香の『前へ前へ』 6
カテゴリ: コラム 2008/6/14 土曜日 20:38:26
絶対に受かるんだ!!!
初めて自分と真剣に向き合い初めて努力できたと思えた2年間だった。
「自分のありのままの姿で挑戦しよう!」
ミスさっぽろの審査日までとにかく客観的に自分を見るようにした。鏡を見る。とにかく全身をくまなく見る。
自分がどんな表情でひとの話を聞いているか
自分が話すときはどんな目つきをしているか
どんなメイクなら自分を出せるか、どんな洋服を着ていけばミスという審査会にあっているのか。
明けても暮れてもいつもいつもミスさっぽろになるためのことを考え研究してきた。
運命の日。2度目のミスさっぽろの審査会の日がきた。
雪が深々と降る1月の寒い日だった。
私「じゃ、行ってくるね」
母「頑張っておいで。リラックスして」
私「ぜっったいに、たすきもらってくるから」
母「うん!期待してるから!」
私が選んだ勝負服はベージュの7分丈のワンピース。胸元にピンクのコサージュを付け、リップと合わせた。髪は、ダークブラウンに肩までのストレートヘア。 メイクはほんのりピンクな感じでやさしく。
会場のロイトン札幌まで市電と徒歩で向かい集合時間の1時間前に着いてしまった。
1番乗りだった。
わたしの番号は13番。
続々と会場に候補者の女の子たちが集まってきた。綺麗な子はたくさんいる。でも、ミスさっぽろになりたい気持ちだけは誰にも負けない!!
もう、執念だけだった。
●1次審査
「はじめまして わたくしは、
北海学園大学 法学部 法律学科
3年に在籍いたしております
あおやま ゆかと 申します」
人の第一印象は7秒で決まる!
目線は30人の審査員にくまなく配り、姿勢を正し、手は前で自然に組みほどよい笑顔でゆっくりと話した。
完璧だった!!!
○ポイント
・話し方は審査員の年齢に合わせてゆっくりと
・声のトーンは聞きやすい声で
・話すスピードとにかく落ち着いて上品に
・間を取って自分に引き付ける
・表情は作り過ぎない、ほどよい笑顔で
・目線は、まっすぐ審査員の目を見る
・立ち居振る舞いはビジネスシーンでも使える程度に
たったの10秒にも満たない自己紹介であっても審査員の先生(強敵)には見抜かれてしまう。
だからこの日の、この瞬間のために2年間かけてきたのだ。
自己紹介をしている最中、審査員からの目線が痛いほど私に飛んできているのがわかった。
鳥肌が立った。
そう、この手ごたえ!!!
まさにコレ!!この「興味を持って注目してくれる目線」が欲しかった。
この一瞬で私は1次審査は絶対に通過したと思った。
控え室に入るまで、姿勢を普段以上に意識し、歩いているときの表情にも気を配り歩いた。
そうして1次審査は終了した。あっと言う間だった。あとは結果を待つだけ。
約300人から20人が通過する。
「運」だと言う人
「まぐれ」だと言う人
「ミイステイク」だと言うひともいるかもしれない。
でも、中には本気で勝負に来ているひともいるということもまた事実なのだ。
「1次審査通過者を発表します。
番号を読み上げますので、
呼ばれた方のみ会場内にお残りください」
「6番、13番、15番・・・・・」
13番!!呼ばれた!通過した!通過したんだ!!!
午後からいよいよ最終審査。これで2001年度のミスさっぽろが決まる。
今回こそ、絶対に受かってみせる・・・。






