青山夕香の『前へ前へ』 12
カテゴリ: コラム 2008/8/15 金曜日 3:28:48
ミスさっぽろの仕事中、雪祭りの真っ只中に携帯がなった。
ブルブルブルブル
厚手の冬制服のポケットで携帯が震えてる!!もしかしたら!!!
そっと出てみた。ドキドキドキ。
「はい!青山です」
「みずほ銀行宝くじ部です。この度は幸運の女神の審査会にお越しいただきありがとうございました。早速なのですが」
「はい、あの受かったのですか?」
「いえ。まだです」
「へ?」
「02年度の女神の候補として10人に連絡をさせていただいています」
そんなーーーーーーーーーー!!!
「最終6名を決めるために確認したいことがありまして・・・」
公的に認められているくじなだけに細かい確認が必要とされるのだった。
・今までグラビアや風俗関係の仕事をしたことがないか
・ミスコンテストの経験はあるのか
・1年間絶対に女神の仕事を優先できるのか
・大学は卒業できるのか
など、徹底的に調べられる。また、パソコンなどで徹底的に検索されたりもする。
「あの」
「はい?」
「わたし、どーーーしても女神がやりたいんです!女神じゃなきゃダメなんです!!お願いします!絶対に頑張ります!よろしくお願いいたします!!!」
「その気持ちはよく伝わってきました。とりあえず、正式なご連絡は2日後までにいたします。ただ、連絡がなかった場合は封書でお知らせします」
2日間、生きた心地もしないままとにかく連絡がくるのを待っていた。
もしも、もしも、連絡がこなかったら、私は、ニート???
はぁぁ、それだけは避けたい・・・。
1日目の朝は7時半から起きて携帯がなるのを待った。
結局、こなかった。
2日目起きたのは朝の5時だった。
それからまったく寝付けないッ!!!!!
ず~っと携帯を握り締めたまま祈るようにして目をつむっていた。
「受かっていますように」
「受かっていますように」
「受かっていますように」
――――――――――
ブルブルブルブル
ぬわっ!!
ベッドから勢いあまって降りたとき足の小指を強打したにもかかわらず、一切傷みは感じなかった。
「はい!!青山夕香です」
「宝くじ部です。青山さん。おめでとうございます!02年度宝くじ幸運の女神に合格されました。1年間よろしくお願いします」
「ほ、ほ、本当ですか?本当に受かったんですか?ぃやったぁああああああああああ!!!!!」
その日は一日、笑が止まらなかった。
高校受験でギリギリで合格したことがわかった瞬間と、同じだった!!
もう、うれしくてうれしくてうれしくてバスに乗って買い物に出かけたが顔がニヤけちゃって、変質者に見えてしまう!!
ダメだ。帰りは歩こう。歩いても歩いても、寒いなと思っても、足が痛くなってきたなと思っても
朝、強打した小指がジンジンしてるなと思っても
笑えてきてしまう!!やっぱり、めっちゃくちゃ嬉しい!!!
そうして無事に大学4年2月中旬にようやくミスコン活動が終わった。






